※下塗りにこだわり、下塗りに予算を持たせます。
塗装は「塗り方」が重要です。
塗料をお客様に提供する訳ではありませんが、使用する塗料の紹介です。
上塗り塗料の機能だけに頼るのはやめましょう。
住宅の『防水』とは。
外壁塗装に求められる物はお客様によって違いがあるとおもいます。
いわゆる、外壁塗装をするきっかけでも有りますが、長年の劣化や、汚れ、そして雨漏りなどがあると思います。
外壁塗装は外壁の状態を守る物で有り、長年放っておいた外壁が痛みに痛んで、どうしようも無くなると、『塗装』というレベルではなく、外壁材の張り替えや盛ん工事などの補修が必要になってきます。
成田塗装のお客様の中でも、一年に数組いらっしゃいますが、塗装ではどうしようもないレベルまで、サイディングが痛んでいたり、雨漏りで部屋の中の壁までが痛み、家の基礎まで腐ってしまっているケースもあります。
『防水塗装』とか『防水塗料』といったキーワードがお客様の耳にもよく入ってくる、もしくはネットで出てくる事だと思いますが、シンプルに言うと塗料では防水が非常に渦かしい事なのです。
塗膜自身はミクロンの厚みしかないので防水という考えでは少し、貧弱なのです。
一般的に屋上やベランダの防水は1.5ミリカラ2ミリの厚みが普通ですが、外壁塗装や屋根塗装ではそれだけの塗膜はありません。
ですのでわかりやすく言うと、塗料に防水性を頼ってはいけないいと言う答えが一番わかりやすいと思います。
中には防水塗料を売りにして通常の塗膜より厚く塗装できる塗料もありますが、外壁はひび割れなどによって塗料ごと割れてしまうケースがありますので、下塗りを厚く多く塗装して未然に防ぐ対策は有りますが、それでも成田塗装は塗装で雨漏りの解決ができるとは思っておりません。
雨漏りの場合は必ず雨漏り調査を行い原因を見つけてから『修理』をする事が重要で、その修理の中に出てくる工事内容に『防水」と言う言葉が出てくる事でしょう。
外壁塗装で防水するのでは無く、塗装前に防水することが大切で、それがサイディングパネルの壁の継ぎ目のコーキング(シール シーリングとも言います)です。
サイディングは長さが決まっていますので、必ず継ぎ目が出てきます。
その継ぎ目にゴム状のコーキングを施工することで、サイディングは雨漏りなどを防いでいるのです。
もちろんコーキングだけではなく、サイディングの裏側に透湿防水シートが貼ってあり、ひび割れや、経年による隙間などから侵入した雨を部屋の中に入れない様に機能しているのです。
外壁塗装で塗装前に大切なコーキングによる防水箇所
●サッシ周り アルミサッシの周りのコーキングです
●壁のひび割れ
●貫通部 エアコン配管や排水管等の部屋の内側まで貫通している配管類の周り
●笠木、手摺などの根元や、外壁との取り合い
●破風板、鼻隠し、帯の継ぎ目や上部の隙間
●換気扇まわり
●サイディングの目地 モルタル壁の誘発目地
この様な場所をしっかりと丁寧にコーキングで防水することが大切です。
それぞれ塗装工事の前に施工します。
目地のコーキング工事は古いコーキング材を撤去して打ち直すことが大切で、厚みを1センチ以上確保することが大切なので、古いコーキングの上から重ねて薄子コーキングをしても効果がありません。※すぐに切れてしまいます。
重ね打ちと言われる工事は意味がないと言う事になります。
目地だけではなく配管の根元や、エアコンの配管の出口からもよく雨漏りするケースもあるので、キーワードは塗装前にしっかりとコーキングを!
と言うことを覚えておいてください。
もちろん、防水はベランダや屋上にも施工するケースが多いのですが、外壁塗装事の防水工事とは少し違ったニュアンスだと言うことです。
ベランダや屋上にする防水工事とは
●ウレタン塗膜防水 一般的な戸建て住宅のリフォーム時に多く使用される
●セメント複合防水 ウレタン塗膜防水では施工が難しい場合など、使用される
●塩ビシート防水 大きな面積で、陸屋根(ろくやね)りくやねともよく言われる箇所に多く使用されて、防水層と既存床の間に通気層を作り効率の良い防水
●FRP防水 ボートなどにも使用される強化プラスチックを使用して、戸建て住宅などに多く使用される。今では新築時の防水工事はこのFRP防水が多い
などなど、種類はたくさんありますが、成田塗装の現場調査の際にどの防水が適切かウィ判断します。
この判断位は今現在の防水の種類にもよって提案や、種類、または工法などが決められますので、成田塗装へなんでも聞いてください。
成田塗装では、『雨漏り診断士』『1級防水技能士』がお客様の家の防水の種類の適性を考えます。
この様に、外壁と床などベランダとの防水の種類が違いますので、単に防水といっても、やり方、施工方法が違うことを覚えてください。
お客様の話を聞くと、ホームセンターなどに防水塗料という商品名で売られている塗料だと、塗れば防水できる物だと思っていた。。と、よく言われたり、思われたりすると重ますが、そう単純でhないということなのです。
あとは、住宅に使われる金属の板金といわれる箇所も防水の効果を発揮しています。
屋根の谷間にある、谷樋。
ベランダの手すり代わりについている笠木板金。
屋根と外壁の間にある水切り。
屋根の先端に隠れている唐草板金。
屋根の端に付いているケラバ板金。
などなど、、、
家の中にはたくさんの防水材や防水の為の建材が利用されています。
大胆にいうと屋根の瓦もその働きをしていると言えます。
瓦は下方向へ水を流す事によって、屋根の上に水がたまらない様にしてくれる働きもありますし、屋根の瓦の下に隠れているルーフィングも防水シートとして、河原の隙間から入ってくる雨水を下方向へ逃してくれて、未然に雨漏りを防いでくれているのです。
シンプルにお客様へのアドバイス
●塗装では雨漏りは直りません
●塗膜だけでは防水効果は長持ちしません
●防水工事(コーキングなど)を施工してから塗装
●住宅の金物(板金)などで雨水の流れを変えて、雨漏りを防いでる場合がある
防水ってすごく色んなところで使用される言葉ですが、作業を間違えたり、勘違いしていると、雨漏りなどを未然に防ぐどころか、余計に雨漏りを誘発する事になるのです。
その為に成田塗装では、外壁にはしっかりと、厚く多く塗装する工程とコーキング工事(シーリング)との双方の機能性の協力関係を大切にするのと、建物、住宅の構造をしっかりと把握して、屋根工事や、板金工事を行っております。
★FRPベランダの防水の状態について。
ベランダの防水がFRP防水の場合(グレーで強化プラスチック)は細かいヒビが見られる事が多いですが、コレはグレーのトップコートが塗装の際に熱を持つ事で厚く塗装された場合に硬化時に細かい割れが発生します。
コレは特に問題ではありませんが、経年で汚れなどがそのヒビの中に入り汚れてくる事で目立って来ますが、特に心配はいりません。
グレーのトップコートが剥がれていて、ベージュなどの防水層が見えている時は修理が必要です。
特に問題ない場合はトップコートを塗装してあげる方法で解決出来ます。
例)
スーパートップ遮熱(東日本塗料)
成田塗装のおすすめ。
コレは劣化したFRP防水の上から下塗りの
1液ウレタン溶剤系プライマー 1回
次に
スーパートップ遮熱
2液型溶剤系ハルスハイブリッド塗料(東日本塗料)
を塗装する方法です。
ハルスとは
耐光性保持に必要な光安定剤を樹脂骨格に組み込み水分による劣化や汚染を最小限におさえて対加水分解性に優れたハイブリッド塗料成分です。
遮熱効果もありますので、玄関上などにバルコニーやベランダがある場合は熱の吸収を防いでくれるのでダブルで省エネ効果も期待できます。
対応ベランダタイプ
●FRP防水
●ウレタン 加硫ゴム
●塩ビシート防水
でそれぞれ下地に対応した下塗り材を塗装する事で対応出来ます。
※上塗りは水性タイプもあります。
もし下地の補修が必要な場合は、下塗り後に1液ウレタン塗膜防水の
フローン01-Xを間に塗布する事で、傷んだ防水層を保護して綺麗に改修する事が出来ます。
まず下地の状態をきっちりと把握して、必要な工事を把握する様にしましょう。
ここでは一戸建ての一般的なベランダやバルコニーの防水の改修について説明しました。
その他には通常のFRPのトップコートも有ります。
↓の写真を確認してチェックしてみましょう。
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