ブローチと
ブローチと
先日ですが、同級生と2人で忘年会をしました。
2人でご飯を食べて、もう一件だけどこか行こうかと言う事で、道頓堀に有る「バーウィスキー」へ。
この店はその同級生が20年前に働いてたところで、私も20年前にその友達に会いに行った事があります。
お金もなかったのでドキドキしながら行って、9000円程を当時、初めて作ったクレジットカードで払ったのを覚えてます。
緑のJCBのカードでした。
そして20数年後に来たのですが、端のカウンターで老夫婦が仲良く呑んでました。
その老夫婦の事は、一緒に来た同級生も知っていて、20年ぶりとの事で彼が挨拶に行き、
しばらく、その懐かしいさに、話が弾みました。
その老夫婦も彼のことをはっきり覚えていたのですが、ご主人の胸元に「昆虫のブローチ」らしき物がありましたので、
思わず、私がそのブローチの事を尋ねたところ、手作りという事で、私は驚き、見せてもらうと、食品トレーを自分で加工して作ったブローチでした。
まるで本物の様なこのカナブンの様なブローチは、食品トレーという廃材を使って、エコフレンドリーま、ブローチで、その素材の色をそのまま利用したモノ。
あまりの完成度に感動して、しばらく昆虫の話でも盛り上がりました。
実は昆虫が好きな大倉です。(^^)
するとそのブローチを私にくれるとの事。
あまりの事で、頂けないと、言うと、
「このブローチの事で、これだけ昆虫の話を出来たのも、ブローチの話を出来たのもあなたが初めて」と言う。
彼らは50年以上ここのバーに通う常連さん
いつも定位置で、2人で来るらしい。
せっかくの事なので、深く感謝して、そのブローチを頂きました。
早速私は胸につけて、仕事中もつけておこうと思います。
老夫婦の喜ぶ顔と、この廃材から出来た昆虫のブローチ。
「20年以上ぶり」の「2回目」の来店で、とても良い思い出が出来ました。
老夫婦が作ったカナブンらしき、このブローチ。
触覚 足 複眼 とても可愛い昆虫のブローチの話です。