断熱塗料と遮熱塗料の違いとは?
断熱塗料と遮熱塗料の違いとは?
断熱塗料と遮熱塗料の違いとは?
まずシンプルにお答えすると
遮熱塗料は夏場
断熱塗料はオールシーズン影響すると言う事です。
ではその仕組みと違いについてシンプルかつ分かりやすく説明します。
遮熱塗料は通常の塗料と違い、
特殊な顔料で塗料に色をつける事で太陽光の
「赤外線」を反射する事で熱を伝わりにくくします。
その顔料は「熱」に対してだけ働き、屋根や外壁の温度上昇を鈍くします。
顔料で遮熱効果を発揮するのは、
黒い色が熱を吸収しやすい
白い色が熱を吸収しにくい
などと同じ様に色によって反射効率が違う事を利用して、顔料自体を変化させて遮熱塗料となります。
※日射反射率
黒色の遮熱塗料の場合は
通常の顔料 カーボンブラックの代わりに
チタン系の顔料を使用する事で遮熱効果が出るとされています。
一方断熱塗料は
塗料の中に遮熱塗料と同じ特殊顔料が含まれる他、
セラミック粒子やセラミックビーズが多く混ざっていて、
そのセラミック(陶器)が熱の移動を妨げて常に放熱する事で断熱効果を発揮します。
断熱とは熱の侵入を防ぐと同時に部屋の内部の温度も逃さなくする事で「断熱」と呼ぶ事ができます。
太陽光側の外部では放熱して断熱
部屋側では保温して断熱
という事になります。
●熱伝導を抑える役目
熱が伝わるのを防ぐことで、
室内の温度が外へ逃げるのを防ぐ事ができる為、
冬場は中と外の環境が逆転になるので、
冬場の暖房効率も上がって保温してくれるのです。