屋根に足場や安全対策を取らずに登り工事をする事は危険
屋根に足場や安全対策を取らずに登り工事をする事は危険
屋根に足場や安全対策を取らずに登り工事をする事は危険
たまに耳にするのですが、足場を組まずに屋根の工事や作業をすると、落下の危険性はもちろん、お客様も法令違反となる危険性があります。
※写真のように足場無しで急勾配屋根に登ると踏ん張るので瓦に力が加わり窪んだ形で割れてしまいます。特にコロニアルNEOなどのノンアスベストの屋根材は割れやすいので気をつけましょう。
今回は事故がなかった事が幸いですが足場無しでの作業は禁止です!!
法令とは法律とは違い、国が定めた行政機関が決めるルールでそのルールを守らずに工事をすることは違法となる可能性があります。
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労働安全衛生規則
(作業床の設置等)
第 5 1 8 条 事 業 者 は 高 さ が 2 メ ー ト ル 以 上 の 箇 所 ( 作 業 床 の 端 、 開 口 部
等 を 除 く 。 )
で 作 業 を 行 う 場 合 に お い て 墜 落 に よ り 労 働 者 に 危 険 を 及 ぼす お そ れ の あ る と き は 、 足 場 を 組 み 立 て る 等 の 方 法 に よ り 作 業 床 を 設 けな け れ ば な ら な い 。
2 事 業 者 は 前 項 の 規 定 に よ り 作 業 床 を 設 け る こ と が 困 難 な と き は 防
網 を 張 り 労 働 者 に 安 全 帯 を 使 用 さ せ る 等 墜 落 に よ る 労 働 者 の 危 険 を 防
止 す る た め の 措 置 を 講 じ な け れ ば な ら な い 。
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万が一落下事故などを起こすと、業者の他お客様自体にも賠償などの矛先が向けられる可能性がありますので注意して下さい。
それが瓦の交換でも、アンテナの交換や撤去でも同じ事が言えます。
必ず足場、高所作業車など、安全対策を取っての作業をしてください。
安いからと行って安全対策を取らずに作業して、
落下事故など起こし、万が一死亡してしまった場合、その家でお客様はずっと生活出来ますでしょうか?
よく考えてから工事の注文をしてください。
それと勾配がきつい場合、は無理に踏ん張って登ったりするので、
瓦の破損などにもつながります。
正直に割った事を言ってくれる人ならば良いですが、黙って居られると、お客様は屋根の上などは普段見ませんからずっと気付かないままになってしまいます。
何れにせよ、無理な工事は施工不良などにもつながりますので、充分に注意して下さい。
※成田塗装せは安全対策の無い高所作業は一才引き受けておりません。