汚れがつきにくい塗料とその仕組み
汚れがつきにくい塗料とその仕組み
汚れがつきにくい塗料とその仕組み
成田塗装では塗料の汚れに関しても実験を行なっております。
紫外線や雨や埃ざらしになる場所を考えて思いついたのが「車」です。
寝屋川や枚方以外にも少し遠方の大阪市や奈良、京都なども行く事があるので、長距離の過酷な環境と言えば車と思い、マグネットにアステックペイントのリファインのシリコンタイプの白色と、一般シリコン(他メーカー)の白を塗って6年間の暴露でその差を見たいと思います。
見てわかる様に白の原型を留めている方がアステックペイントのリファイン1000Si-IR(遮熱シリコン塗料)で黒く染みがついた方が他の一般シリコン塗料です。
リファインシリーズは表面で汚れを落ちやすくする他、塗料の分子の隙間が小さい純粋のアクリルシリコン樹脂なので、汚れも塗料の内部に入り込みにくい構造になっています。
一般の塗料はシリコン樹脂の他に色んな添加剤を入れているので、柔らかい塗料になるのですが、その分、分子と分子の隙間が大きくなり、そこに汚れが染み込んでしまいます。
同じシリコン塗料の名前でも、これだけ差が出る汚れ。
シリコンという名前だけで信頼しがちですが、
シリコンの中にも色んな塗料があるのでついつい
安価だと言ってオススメされても魔に受けてその塗料を選択しない様にしましょう。
フッソも同じで塗料によってフッ素の含有量がかなり変わって差があります。
決してフッソだけの名前にとらわれない為にもこうした目で見る知識をしっかりと把握して塗り替え工事の塗料選択、塗料選びにのぞむ事が大切です。
不純物が多いと汚れる
純粋だと汚れにくい
まずは簡単にこの様に覚えましょう。
◯用途:水性形二液外壁用低汚染遮熱シリコン系上塗材
〇特徴:高耐候性、遮熱性、超低汚染性、遮熱保持性、防カビ・防藻性
〇期待対応年数:15~18年
〇艶感:艶有・3分艶
〇色:アステック標準色69色+日塗工色
※ただし上塗りはあくまでも耐久性や低汚染性を特化した塗料ですのでひび割れなどの対策には下塗りの種類での性能が大切です。